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2018年2月12日月曜日

にんじんの主な病気・害虫について

こんにちは、グラントマトです。
今回はにんじんに関わる病気と害虫についてまとめました。

にんじんの病気として、【うどんこ病】、【黒葉枯病】があります。
害虫としては【ネコブセンチュウ】、【アブラムシ】、【キアゲハの幼虫】です。
病気はこちらになります。
【うどんこ病】


うどんこ病は、葉の表面にうどん粉を振りかけたような白色のカビが現れる病気です。発病すると症状が次第に拡大し、ひどい場合は下葉から黄色くなり、茎が歪曲して枯れてしまうこともあります。
原因はカビの胞子による空気感染です。風通しが悪いと感染しやすくなるようです。
対処法
・予防
特定防除資材の「酢」が原料の製品を散布するのがおススメです。
・対処
症状が軽い場合は感染した葉だけちぎって様子を見ます。
枯れ葉についた胞子で広がる可能性もあるので、ちぎった葉は必ず破棄するようにしましょう。
症状が広がる場合は、葉が全部枯れる恐れがあるので薬剤を使用する必要があります。食品成分で病気を退治してくれる製品がおすすめです。

【黒葉枯病】

黒葉枯病は、葉に褐色や黒褐色の小斑点が生じる病気で、進行すると斑点同士がくっついて大きな病斑を形成します。また、発病した葉は上向きに巻きあがり、枯死する場合もあります。
対処法
・対処
この病気は多湿と乾燥を繰り返す時期に発生しやすく、夏まきしたときは特に気を付ける必要があります。肥料切れすると発病しやすくなるので、追肥を適切に行って防ぎましょう。
15℃以下または35℃以上では発生しません。
にんじんの害虫は主に【ネコブセンチュウ】、【アブラムシ】、【キアゲハの幼虫】になります。

【ネコブセンチュウ】

ネコブセンチュウは、細長い形をしたとても小さい害虫です。根部分に寄生し、寄生された根には小さなこぶが無数にできます。
・見つけ方
被害を受けている根は土の中に隠れていて直接見ることはできませんが、茎や葉に萎れや黄化が現れるなど、全体の発育も悪くなります。最終的には枯死する場合もあるので、注意したい害虫です。
対処法
・予防
ネコブセンチュウは、ほかの害虫のように発生状況を見ながら防除対策をとることが難しい害虫です。しかし熱に弱い性質を持っているので、プランターの土に太陽光をできるだけ当てるようにしましょう。
・コンパニオンプランツ
繁殖を抑えるため、コンパニオンプランツ(共栄植物)として、同じプランターでマリーゴールドを育てるのも効果的です。
【アブラムシ】

アブラムシは、植物や野菜に群生する昆虫で、体は小さく、1~4mmほどしかありません。しかし、群れになって植物を襲うので大きな被害を受けます。
アブラムシが植物につくと、植物は汁を吸われて成長が止まり、やがて枯死します。また、アブラムシの排泄物に菌が発生し、葉が黒くなることもあります。
さらに植物ウイルス病を媒介し、植物を全滅させるなどの被害をもたらすこともあるので、油断ができません。
・見つけ方
アブラムシは主に緑色や茶色をしているものが多いため、パッと見ただけでは見つけにくいです。ただ、近づいてよく見てみると大量についていることがあります。
特に新芽の部分を中心に発生するので、念入りにチェックしてください。
部屋で育てていても寄生することがあります。
対処法
・予防
防虫ネットをかける。
アブラムシは裾のちょっとした隙間をくぐり抜けて入り込むので、時々葉の裏をチェックするようにします。
特定防除資材の「酢」が原料の製品を散布するのがおススメです。
・駆除
数が少ない場合は、ガムテープや専用の粘着棒を利用することをおススメします。
多く発生している場合は、薬剤を使用ください。
【キアゲハの幼虫】

暖かくなると美しい姿で空を舞うキアゲハですが、その幼虫はベランダ菜園では害虫です。一晩で葉が全滅するほどの被害を及ぼすこともあります。にんじんを春から植える場合、特にキアゲハに気を付ける必要があります。成長するに従い、食害する量が多くなるので、なるべく早めに対策しましょう。
対処法
・予防
防虫ネットをかける。
・駆除
数が少ない場合は、ガムテープや専用の粘着棒を利用したり、割り箸などでつまんで取り除きましょう。
多く発生している場合は、薬剤を使用ください。



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