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2015年8月25日火曜日

国内初、ジャガイモシロシストセンチュウの確認について


農林水産省から発表(8月19日

国内では、初めての確認のジャガイモシロシストセンチュウ


ジャガイモシロシストセンチュウの写真

「ジャガイモシロシストセンチュウ」の画像検索結果  「ジャガイモシロシストセンチュウ」の画像検索結果

【ジャガイモシロシストセンチュウとは】
 ジャガイモシストセンチュウと同様、ばれいしょ生産に甚大な被害を もたらす難防除病害虫。我が国では、これまで発生が確認されておらず、 植物検疫の対象病害虫として侵入を警戒。根絶が極めて困難なため、 発生した場合は、土壌移動によるまん延防止策や発生密度低減策の徹 底が必要。

 【分布】 
インド、ヨーロッパ、ロシア、米国、カナダ、 コロンビア、ペルー、ニュージーランド等

【寄主植物】
ばれいしょ(ジャガイモ)、ナス等のナス科植物

【生態】
 雌は交尾後、虫体が卵を保持したまま硬化・褐 色化しシスト(包のう)となる。シストは、長期 間にわたって乾燥や低温等に耐えることができる。 本種は、ほとんど移動しないため、シストを含んだ土壌が農業用機械類、 ばれいしょに付着して、人為的に移動する。 このため、本種は、土壌等の移動がなければ、急速にまん延するおそれは ない。 なお、本線虫が付着したばれいしょを食べても、人体への影響はない。

 【被害】 本線虫が寄生したばれいしょは、根の生育が阻害されるため、葉の縮れや 黄化等の症状がみられ、やがて枯死する。その結果、収穫量の著しい低下を 引き起こす。また、本種が一旦圃場に侵入すると、根絶は非常に困難である。 

【防除対策】
 根絶が極めて困難なため、発生した場合は、土壌移動によるまん延を防止 するとともに、発生ほ場では、転作等により発生密度を低減し、封じ込めを 行うこととなる。 D C E A B

オホーツク総合振興局管内網走市のばれいしょ生産ほ場において、これまで国内では未確認だったジャガ イモシロシストセンチュウ(Globodera pallida )が確認された。

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記者発表資料

ジャガイモ農家さんの被害が拡大しないよう、本線虫のまん延を防止するため消費・安全局植物防疫課の健闘をお願い申し上げます。

※グラントマトfacebookでも、引き続き、変化がありましたら掲載していきます。

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