成分 く溶性りん酸2.0 く溶性加里20.0 く溶性苦土3.0 く溶性ほう素0.05
1 加里肥料の働き
（1）稲の体を強くする。（いもち病等にかかりにくくなる）
（2）根の働きが良くなる。（下葉の枯れ上がりえを防止する）
（3）水分調節の役目を果たす。（落水による過干ばつの抵抗性を強めている）
（4）籾殻を大きくしたり、籾の奇形を少なくする。
（5）穂数・籾数・千粒重の増加が期待できる。
2 加里（ケイカエース）の追肥の時期と施肥量
出穂の40日前 20kg/反 ひとめぼれで6月下旬 コシヒカリで7月上旬
3 性質・効果
加里がく溶性ですので、肥効に持続性があります。また多量に施肥した場合でも、連作障害をおこさず、作物によるぜいたく吸収を抑えて、石灰・苦土の正常な吸収を促します。
この肥料に含まれるケイサンは可溶性で加里と結合しているので、作物に良く吸収されます。さらに、苦溶性の苦土とほう素を含むため、これらの成分の効果も期待できます。
このため、特に水稲に対し、加里やケイサンの肥効が高く、根圏を発達させ根の活力を高める作用にも優れています。
このほか、湿田や、ごまはがれ、イモチなどの発生する水田にも効果があり、また生育遅延型の冷害にも、減収をくいとめる効果があります。
グラントマト各店でもご購入いただけます。
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