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2018年1月19日金曜日

キノコの育て方!じっくり育てて美味しいキノコ!



今回はきのこの種菌からの育て方のご案内をいたします。

きのこの育て方は原木栽培と菌床栽培の2種類があります。
近年のキノコ栽培は立地条件を選ばず栽培ができる空調設備を整えれば、一年中収穫可能な菌床栽培が主流になっています。
ですが長い月日をかけて育った原木のキノコの味に勝るものではありません。
伐採した木(原木)にキノコの種(種菌)を、植え付け(植菌)じっくり成長を待つ。
原木栽培をご紹介いたします。

大きな流れとしては以下の通りです。

①原木の準備(秋~冬)

②植菌(冬~春)

③仮伏せ(遅くとも梅雨前まで)

④本伏せ(翌年秋まで)

⑤収穫(秋・春)

⑥本伏せ(次の収穫時期まで)

菌が生きている限り何度も収穫することができます。
場所は以下の条件を考慮してください。
・直射日光の当たらない所
・暗くない所
・風通しの良い所
・コンクリートの上は避ける
・雨水の当たる所
・排水の良い所
・東・南向きの所


①原木の準備
樹木の伐採時期は樹液の流動が低下し、成長を止める休眠期です。
キノコ栽培に適した状態に枯死、乾燥させます。目安は切り口に細かいひび割れが入る頃までです。(葉干し、枝干し)
扱いやすく、環境に適した長さに揃える。(玉切り)
②植菌
玉切り直後から桜(ソメイヨシノ)が咲く頃までにキノコのタネを原木に植え付けます。
一般的に呼ばれるキノコのタネとは、木片や鋸屑にキノコの菌糸を充満させたものです。

棒駒菌の長木栽培では種菌用ポンチ又はドリルビットで8.5㎜の穴を開け,原木直径の4倍の個数棒駒菌と樹皮が平らになるように打ち込みます。

③仮伏せ
植菌したキノコの菌を原木に活着させ菌糸の伸長を促すため、植菌直後におこなう作業です。
キノコ栽培において、仮伏せがそのホダ木の一生を左右するといっても過言ではないので、適切に行いましょう。
キノコの種類や原木の長さにより方法が異なります。
一日を通して外気温が5℃に満たない場合は菌糸の活動が停止するので保温、保湿の為被覆します。

④本伏せ
菌を健全に育成させる作業です。時期や方法は栽培キノコにより異なります。
雨が当たり、水はけが良く、直射日光は当たらないが明るく適度に通風のある場所で管理します。
埋める方法はその場がキノコの発生場所になりますから発生に適した場所又灌水できる所を選びます。

⑤収穫
キノコは通常植菌してから夏を二回経過してから発生します。(品種により異なります)
雨の日を避け、収穫します。
収穫適期はキノコの膜が切れかけた頃です。

⑥本伏せ
発生シーズン後は、本伏せと同じにします。



種菌はグラントマト各店でもご購入いただけます。
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