ワインとブドウのお話ＮＯ．２

先週は、代表的なワイン用のブドウを紹介しました。今週も引続き有名なワイン用のブドウを紹介します。当店にもこれから紹介するブドウからつくられたワインが取り揃えてありますのでぜひ探してください。

　　　　　　ピノ・ノワール

　　カベルネ・ソーヴィニヨンと並び有名なワインをうむブドウです。フランス・ブルゴーニュ地方を代表する品種です。透明感のあるルビー色で華やかな香り、タンニンが少なく滑らかなワインになります。この頃の流行のワインにこの品種を見かけます。


　　　　　　テンプラニーリョ

スペインを代表するブドウ品種です。全体の90％がスペインで栽培されています。スペインワインを買うなら一度はこのブドウからできたワインを味わってみてはいかがでしょう？薫り高く繊細な味わいを持つ長期熟成のワインを生み出します。

　　　　　　

カルメネール

原産地はフランスボルドー地区ですが、現在は圧倒的にチリで栽培されています。豊な果実実とコクのある味わいのワインが比較的安価にできるブドウですので、ぜひ味わってみてください。人気のアルパカにも単一品種ワインがあります。


あと２つ近頃人気の高い国産ワインのブドウを紹介します。
日本産でも近年世界にも認められる品質のワインをつくる醸造所が多くなり、人気も出てきています。これからが楽しみです。

　　　　　　マスカット・ベリーＡ

1927年、新潟の「岩の原葡萄園」の創始者川上善兵衛氏により交配された日本固有の生食・醸造兼用品種。2013年の日本の黒ブドウとしては初めて世界的に醸造用のブドウとにて認可された、日本を代表する品種です。キャンディーのような甘い香りが特徴で、優しい口当たりとなめらかな味わいの赤ワインになります。

　　　　　　甲州

日本で1300年もの歴史をもつ日本固有の伝統的な白ワイン品種です。果皮は淡い赤紫色の美しいブドウです。近年のＤＮＡ鑑定の結果、遠い昔にシルクロードを伝わって日本にやって来たワイン用のブドウの品種の1種であることがわかりました。遠い昔に思いをはせて飲むとまた一層おいしいかもしれません。

　以上　ワインを選ぶ時に、ちょっと品種を気にしてみるのもいいかもしれません。500円くらいのワインでも充分味の違いがわかると思います。また同じ品種でも、国が違うと味わいの異なります。
当店もいろいろ取り揃えておりますので、ぜひおいで下さい。

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